酒蔵が酒蔵のためにつくったお米。
「米にも人格がある」と平塚杜氏。
酒米の王者・山田錦の兄弟米「白鶴錦」
絶対に触れないお米だと思っていたのがこの「白鶴錦」だそう。山田錦の兄弟米、だからきっと熟成にも強いだろうと一年寝かせました。柔らかい香り、優雅な舌触り、後味きれいで。これはすごい。阿部勘さんの違う魅力発見です!!個人的に、冷たく冷やしてフルートグラスみたいな丈の長いグラスでくいーっと飲むのが好きです。ちょっと桃にもにたような香りです。
(阿部勘酒造 阿部昌弘社長から一言)
アプローチが違う新しいお米。歴史ある白鶴酒造さんが、山田錦をしのぐ米が出来るかもしれないと、幾度となく選抜を行い、選び抜かれた「白鶴錦」。酒蔵が酒蔵のためにつくった山田錦の兄弟米。どこにでも出てくる米じゃない。大きな興味もあり、米の可能性も知りたかった。だからご縁あって手に入ったときは本当に嬉しかった。
(阿部勘酒造 平塚敏明杜氏から一言)
いざ酒造りとなった時、“白鶴錦”情報が全くなかったので、まずはお兄さんの山田錦と同じ感覚で取り組みました。進めるうちに山田錦とは違う性質が徐々に出てきました。山田錦より溶けにくい。何とか発酵温度の調整などで柔らかみのある後切れの良いお酒に仕上げることが出来ました。人も兄弟で性格が違うように、お米も違うんですよね。白鶴錦は父の短悍渡舟、山田錦は母の山田穂の遺伝が濃いようです。山田錦と白鶴錦、ちょっと性格が違う兄弟米のお酒を飲み比べるのもおもしろいと思います。是非、飲んでみて下さい。
商品スペック
- 蔵 元 :
- 阿部勘酒造
- 杜 氏 :
- 平塚敏明
- 酒 質 :
- 純米大吟醸
- 原料米 :
- 白鶴錦
- 精米歩合 :
- 50%
- 日本酒度 :
- -1
- アルコール度数 :
- 16度
- 配送種別 :
- 常温可・冷蔵推奨
蔵元紹介
阿部勘酒造(あべかんしゅぞう)宮城県塩竃市
塩竈神社の男坂にほど近くに佇む阿部勘酒造。三百年以上の歴史ある酒蔵。主役級の旨さなのに、常に控えめ。阿部勘さんのお酒は、「最高の名脇役」。蔵人晩酌酒の本醸造や純米酒は、飲食店さんにも信頼が厚い。幻の米と言われる酒米「亀の尾」の酒はゆるぎない逸品。ひとつひとつのお酒がキラリと光る。香りふわっと味わいシャープ。阿部勘さんの社長である蔵元と蔵人の間にある心地よい緊張感。平塚敏明杜氏は、故・伊藤栄杜氏の南部杜氏の造りを継承、自身のチャレンジもしながら、王道を築き、季節酒や杜氏の遊び酒など生み出している。任せられる蔵人の存在の成長も阿部勘の進化とともにあり、チーム阿部勘がここにある。一緒にしてきた経験の日々があるからこその信頼。食べて飲んで旨さひとしお、最高の名脇役・阿部勘の酒。
むとう屋のこだわり
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宮城の酒蔵が
造った日本酒のみ!宮城・松島「むとう屋」の日本酒は、宮城県の酒蔵さんが造った日本酒のみです。「顔が見える日本酒」を大事に売っていきたいという店主とスタッフの思い。宮城にはたくさんいい酒蔵さんがたくさんあって、本当誇りに思います。いい水、いい米、いい人たちが繋がっています。
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蔵元と造り手の
気持ちを大事に!日本酒は農産物です。どんなに同じ原料を使っても、毎年の気候や気温、お米の状態や水の状態、ほんと同じ答えがなくて、杜氏さん蔵人さんにとって、キセキで生まれる一本はないんだなとしみじみ感じます。思いと経験。それが1+1が何倍にもなる。だから大事に伝えたいなと、いつも思っています。
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楽しく、おいしく
飲んでください!難しく考えないで、これ美味しい!これが自分に合うなーみたいな、今日のごはんおいしいなーみたいな雰囲気を楽しむのが一番幸せだなって思います。日本酒を造った人の顔やそのとき大変だったこと、上手くいった事とかを知ると美味しさひとしお。かたちにとらわれず、楽しく飲んでください、ぜひ。
季節による日本酒の特徴

※日本酒ごとに違いがありますので、特徴の一つとしてご参考ください