「笑う酒には福来る」
松島の田んぼの酒米で仕込んだ純米大吟醸です。
うちの大事な宝物『笑う酒には福来たる』
松島の田んぼの酒米で仕込んだむとう屋店主の専用酒。今年で26造り目を迎えます。もはや宝物みたいな存在。26年、このお酒を「ヒラメ」と飲める純米大吟醸のコンセプトを守り、阿部勘酒造さんの先代の伊藤杜氏から、現代の平塚杜氏へと受け継がれ、想いも引き継がれ、醸しています。
酒袋に醪をいれ、ポタポタと雫が自然と垂れてくる。この部分だけを瓶詰しています。とっても贅沢なお酒です。布目から自然と滴りおちた純米大吟醸雫だけを集めた極上品。オール松島産の酒米で一番ぜいたくな方法で搾り、瓶詰。今期も最高の出来。松島の風のように空のように、あの広がる田んぼ、阿部勘さんの透き通った酒蔵の空気を身にまとい、おだやかなうまみ。仕込みは、塩釜の阿部勘さんです。おかげさまです。本当感謝です。
ここ数年田んぼ事情も変わってきました。高温障害(登熟期の気温が高すぎて)米がかわってきています。平塚杜氏も、意識して酒米に水を吸わせようとしているほどかたい米。田んぼの水管理、農家さんあっての一本です。松島のF・F磯崎さんは大事にお米を作ってくれています。
商品スペック
- 蔵 元 :
- 阿部勘酒造
- 杜 氏 :
- 平塚敏明
- 酒 質 :
- 純米吟醸
- 原料米 :
- 松島町産酒造好適米 蔵の華
- 精米歩合 :
- 45%
- 日本酒度 :
- +
- アルコール度数 :
- 16.7度
- 配送種別 :
- 冷蔵推奨
蔵元紹介
阿部勘酒造(あべかんしゅぞう)宮城県塩竃市
塩竈神社の男坂にほど近くに佇む阿部勘酒造。三百年以上の歴史ある酒蔵。主役級の旨さなのに、常に控えめ。阿部勘さんのお酒は、「最高の名脇役」。蔵人晩酌酒の本醸造や純米酒は、飲食店さんにも信頼が厚い。幻の米と言われる酒米「亀の尾」の酒はゆるぎない逸品。ひとつひとつのお酒がキラリと光る。香りふわっと味わいシャープ。阿部勘さんの社長である蔵元と蔵人の間にある心地よい緊張感。平塚敏明杜氏は、故・伊藤栄杜氏の南部杜氏の造りを継承、自身のチャレンジもしながら、王道を築き、季節酒や杜氏の遊び酒など生み出している。任せられる蔵人の存在の成長も阿部勘の進化とともにあり、チーム阿部勘がここにある。一緒にしてきた経験の日々があるからこその信頼。食べて飲んで旨さひとしお、最高の名脇役・阿部勘の酒。
むとう屋のこだわり
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宮城の酒蔵が
造った日本酒のみ!宮城・松島「むとう屋」の日本酒は、宮城県の酒蔵さんが造った日本酒のみです。「顔が見える日本酒」を大事に売っていきたいという店主とスタッフの思い。宮城にはたくさんいい酒蔵さんがたくさんあって、本当誇りに思います。いい水、いい米、いい人たちが繋がっています。
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蔵元と造り手の
気持ちを大事に!日本酒は農産物です。どんなに同じ原料を使っても、毎年の気候や気温、お米の状態や水の状態、ほんと同じ答えがなくて、杜氏さん蔵人さんにとって、キセキで生まれる一本はないんだなとしみじみ感じます。思いと経験。それが1+1が何倍にもなる。だから大事に伝えたいなと、いつも思っています。
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楽しく、おいしく
飲んでください!難しく考えないで、これ美味しい!これが自分に合うなーみたいな、今日のごはんおいしいなーみたいな雰囲気を楽しむのが一番幸せだなって思います。日本酒を造った人の顔やそのとき大変だったこと、上手くいった事とかを知ると美味しさひとしお。かたちにとらわれず、楽しく飲んでください、ぜひ。
季節による日本酒の特徴

※日本酒ごとに違いがありますので、特徴の一つとしてご参考ください