盛川杜氏の生原酒ワールドへようこそ
甘くない純米大吟醸( *´艸`)
真鶴・盛川流という語録があるなら、そう言いたい。
このお酒が「辛口」か「甘口」かと聞かれると、「甘くない純米大吟醸」と答えてしまいます。旨みの濃さはちゃんど感じるのに、後味がスッとキレて軽い。大吟醸が得意じゃない人たちが大絶賛。旨み多く、甘み少ない。盛川流の逸品。今回のみ限定!
仙台駅店エータ店長と「真鶴の生原酒はヤバい!!」と絶賛の嵐。盛川杜氏の造るお酒は、濃いのにさっぱりとしている。そしてどこか甘さを感じる。でもそれは糖分の甘さじゃない。今現在の状態は「甘くない純米大吟醸」の状態。これが時間と共に甘さと生熟が生まれ、決して時間に負けないお酒になる。3月このお酒を搾ったときにでた純米大吟醸のオリをからめて瓶詰。酒質としては、去年の夏、暑かったがゆえの米の硬さ。米処理も相当難しい年で、こんなにわからなくなる年は初めてだと盛川杜氏。生き物相手ゆえの言葉です。生原酒で詰めることで、オリをからめることで風味が増し、これからどんどんうまくなるのではと予感させる熟成にも耐えうるお酒に。
こぼれ話
盛川杜氏と洗米タッグを組むのは実の弟・禎彦さん。盛川杜氏は、勉強家で本を読む。ストイックだ。ただ、仮面ライダーが好きというおちゃめな面も。ちょっとそこは私も気が合うゾーン(笑)子供店長と見てましたからね、仮面ライダー(笑)戦隊ものけっこう好きです^^;
商品スペック
- 蔵 元 :
- 田中酒造
- 杜 氏 :
- 盛川泰敬
- 酒 質 :
- 純米大吟醸うすにごり
- 原料米 :
- 美山錦
- 精米歩合 :
- 50%
- 日本酒度 :
- +2.8
- アルコール度数 :
- 16度
- 配送種別 :
- 冷蔵
蔵元紹介
田中酒造(たなかしゅぞうてん)宮城県加美郡加美町
職人気質な穴場蔵。1789年創業の田中酒造店。宮城県内でも庄内系の流れをくむ酒蔵。石畳の風情と白壁塗の建物、昔の建物がそのまま残っているなんだかとても雰囲気がいい。手間暇かかる蓋麹での麹つくり。山廃造り、生もと造りという伝統製法。多くのファンに晩酌酒として愛される「真鶴の山廃」。伝統酒「真鶴」と新生チャレンジ酒「田林」のふたつの看板酒。真鶴の一番の個性は「水」かもしれない。中軟水。加美町の色麻地区という場所から昏々と湧く水。どんな時でも枯れることがなかった水。この水が、真鶴の味の決め手に。まったりさらり、真鶴特有の雰囲気を醸し出す。麹作りは、手間暇かかる蓋麹。温度調節も機械じゃない、人間の判断と決断力。感覚が研ぎ澄まされるすごい手法。そして蔵内の空気にいる自然の乳酸菌を取り込む「山廃仕込み」。櫂棒で米をすりつぶす「もとすり」は、なかなか素人がやっても米をつぶすことが出来ず、相当大変な作業(体験しましたが、無言になります(汗)。ただ、本当に丈夫な酒ができる。生もと造りで仕込んだ「田林 特別純米酒」は、熱燗をつけたときのフルボディな旨さ、最高に旨く、これを飲んだら他を飲めない!と話す燗酒ファンの心をわしづかみ。宣伝下手な職人気質。その性格もふくめて、真鶴さんは好みの味なんです、なんだかハマる。宮城でも個性派蔵、必見。
むとう屋のこだわり
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宮城の酒蔵が
造った日本酒のみ!宮城・松島「むとう屋」の日本酒は、宮城県の酒蔵さんが造った日本酒のみです。「顔が見える日本酒」を大事に売っていきたいという店主とスタッフの思い。宮城にはたくさんいい酒蔵さんがたくさんあって、本当誇りに思います。いい水、いい米、いい人たちが繋がっています。
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蔵元と造り手の
気持ちを大事に!日本酒は農産物です。どんなに同じ原料を使っても、毎年の気候や気温、お米の状態や水の状態、ほんと同じ答えがなくて、杜氏さん蔵人さんにとって、キセキで生まれる一本はないんだなとしみじみ感じます。思いと経験。それが1+1が何倍にもなる。だから大事に伝えたいなと、いつも思っています。
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楽しく、おいしく
飲んでください!難しく考えないで、これ美味しい!これが自分に合うなーみたいな、今日のごはんおいしいなーみたいな雰囲気を楽しむのが一番幸せだなって思います。日本酒を造った人の顔やそのとき大変だったこと、上手くいった事とかを知ると美味しさひとしお。かたちにとらわれず、楽しく飲んでください、ぜひ。
季節による日本酒の特徴

※日本酒ごとに違いがありますので、特徴の一つとしてご参考ください