若手社員の新プロジェクト!!
「イチからはじめるイチノクラ」
特別な一本、特別な始まりのお酒。
しっかり自分が携わったというお酒が造りたい。今回のプロジェクトは「農業」という存在を大きく意識した取り組みだと思います。醪を見たときは正直その美しさに心を奪われました。とろけるように米の甘み。にごり酒というのは、すべては米の旨さ、醪そのものの旨さがぎゅっと詰まっている。いやぁ・・・なんて旨いにごり酒なんだろう。雑味がない。正直、これは飲んでしまう。大好きな味です(*´ω`)
この醪のタンクが大きな部屋にたった一つしかなくて。大事に大事に育てられてた。阿部副杜氏が、一度だけ門脇杜氏に相談したことも。あんなにきれいで、見てるだけで心躍る、ぴちぴち発酵していて、呼吸をしている醪なのに、心配事があったそうです。本当に重大な酒造りの任務をすべて若者たちに運命をゆだねられました。阿部副杜氏が「こんなに放置かとおもいませんでした(笑)」と冗談そうに半ば本気の一言(笑)あのとき阿部副杜氏が「搾る直前までとことん悩もうかと思います。」といった潔く強い想いには、なんというか心が打たれてしまった。すごい大変そうなのに、すごく楽しそうで。
農社の三浦さんにいたっては、若手がこんなお米にしたいということを、しっかり分析し、そのお米の状態にもってこようと本気で取り組む。魅力的な方です。そして若手の酒母担当の江口さんや麹担当の佐々木さんが、なんというか若い人たちがすごく楽しそうで。自分たちがかかわったお米のお酒。「酒母もいい感じでした」と嬉しそうで。すごく誇らし気で。胸が熱くなりました。
この新プロジェクトは、一ノ蔵社員の中から、中堅と呼ばれる20~40代の若い彼ら彼女らが一体となり、米作りから酒造りまで一貫して行う、今までやらないのが不思議だったと本人たちが言うほど(笑)偉大なるプロジェクト。
日本酒は農業。一ノ蔵さんには、蔵を支える「農社」という存在がある。20ヘクタールもある広大な敷地で行われる米作り。大崎市松山は偉大なる宮城県産酒米「蔵の華」の誕生の地。そのリーダーが三浦佑水さん。驚くことにすべての田んぼを手作業で大事に守っている。
冬の土壌を育てることも、種から水稲、田植え、出穂前、夏は草が生え、夏は雑草との戦いだ。八月入ると稲穂が出現する。2022年七月の大崎地方の大雨は、一ノ蔵農社の田んぼも冠水させた。本当に大変だったと思う。そこを皆で乗り越え、無事に稲刈り。酒造りもはかりしれない大変さがあるが、米作りは自然との闘いもあり、本当にはかりしれない大変さがある。それを今回米作りを通じて知った阿部副杜氏は、自分が最初から携わらせてもらったお米が相当愛おしかったと話していました。この第一歩目をぜひ召し上がってほしいです。そして二月のバレンタインの限定酒二種類もお楽しみに(*´ω`)
商品スペック
- 蔵 元 :
- 一ノ蔵
- 杜 氏 :
- 門脇 豊彦
- 酒 質 :
- 純米生原酒にごり酒
- 原料米 :
- 宮城県産吟のいろは(一ノ蔵農社産)
- 精米歩合 :
- 60%
- 日本酒度 :
- アルコール度数 :
- 17度
- 配送種別 :
- 冷蔵
蔵元紹介
一ノ蔵(いちのくら)宮城県大崎市
農業の視点から考えた酒造り。そして南部杜氏の伝統を守る。この思いを強く強くもっている一ノ蔵。農業を中心に考えていくことで生まれる広がり。農家の方、地域の方と関わり、繋げていく。これが先代から繋がっている想い。一ノ蔵さんのお酒に使う酒米は、顔が見えます。農家の気持ちがわかるから、想いも強くなる。たくさんの蔵人ひとりひとりが「いちのくら」の酒に誇りを持っていて、社員ひとりひとりが「大のいちのくらファン」でもある。蔵人をまとめる門脇豊彦杜氏がよく「蔵人の飲まない酒は造らない」と話すほど、愛情が深い。「酒造りの先の人作り」。杜氏や蔵人は大変な事なのに、楽しそうに見えるのは私だけだろうか。門脇杜氏のワクワクや意気込みがこちらまで伝染してくる。あの空気は杜氏と蔵人の信頼でしかない。定番酒の無鑑査は今なお「ほっとする」晩酌の名品。日本酒のシャンパン「すず音」は、発泡清酒の草分け的存在。笙鼓(しょうこ)は、小さな小部屋で仕込まれる大和撫子のような雫酒。宮城でも大きく有名な蔵と思われているが、あの規模でとことん手造り。誰もがあっと驚く、心躍る酒を、昔も今も造り繋げている酒蔵。
むとう屋のこだわり
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宮城の酒蔵が
造った日本酒のみ!宮城・松島「むとう屋」の日本酒は、宮城県の酒蔵さんが造った日本酒のみです。「顔が見える日本酒」を大事に売っていきたいという店主とスタッフの思い。宮城にはたくさんいい酒蔵さんがたくさんあって、本当誇りに思います。いい水、いい米、いい人たちが繋がっています。
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蔵元と造り手の
気持ちを大事に!日本酒は農産物です。どんなに同じ原料を使っても、毎年の気候や気温、お米の状態や水の状態、ほんと同じ答えがなくて、杜氏さん蔵人さんにとって、キセキで生まれる一本はないんだなとしみじみ感じます。思いと経験。それが1+1が何倍にもなる。だから大事に伝えたいなと、いつも思っています。
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楽しく、おいしく
飲んでください!難しく考えないで、これ美味しい!これが自分に合うなーみたいな、今日のごはんおいしいなーみたいな雰囲気を楽しむのが一番幸せだなって思います。日本酒を造った人の顔やそのとき大変だったこと、上手くいった事とかを知ると美味しさひとしお。かたちにとらわれず、楽しく飲んでください、ぜひ。
季節による日本酒の特徴

※日本酒ごとに違いがありますので、特徴の一つとしてご参考ください