一ノ蔵の偉大なる試み
「イチからはじめるイチノクラ」
シーフードと最高に美味☆(阿部副杜氏・談)
しっかり自分が携わったというお酒が造りたい。今回のプロジェクトは「農業」という存在を大きく意識した取り組みだと思います。醪を見たときは正直その美しさに心を奪われました。阿部副杜氏が、今回初めて出荷した新商品のこのお酒について「えび・たこ、シーフードと相性をぜひ試してください」と。ふんわり柔らかい米質になりやるい「吟のいろは」。甘いだけではない、凛としたキレ。「吟のいろは」らしからぬ、またいい意味で可能性を広げた一本に。ソフトでスッキリ、最高に美味。
この新プロジェクトは、一ノ蔵社員の中から、中堅と呼ばれる20~40代の若い彼ら彼女らが一体となり、米作りから酒造りまで一貫して行う、今までやらないのが不思議だったと本人たちが言うほど(笑)偉大なるプロジェクト。
日本酒は農業。一ノ蔵さんには、蔵を支える「農社」という存在がある。20ヘクタールもある広大な敷地で行われる米作り。大崎市松山は偉大なる宮城県産酒米「蔵の華」の誕生の地。そのリーダーが三浦佑水さん。驚くことにすべての田んぼを手作業で大事に守っている。
冬の土壌を育てることも、種から水稲、田植え、出穂前、夏は草が生え、夏は雑草との戦いだ。八月入ると稲穂が出現する。2022年七月の大崎地方の大雨は、一ノ蔵農社の田んぼも冠水させた。本当に大変だったと思う。そこを皆で乗り越え、無事に稲刈り。酒造りもはかりしれない大変さがあるが、米作りは自然との闘いもあり、本当にはかりしれない大変さがある。それを今回米作りを通じて知った阿部副杜氏は、自分が最初から携わらせてもらったお米が相当愛おしかったと話していました。これからの活躍もお楽しみに(*´ω`)
商品スペック
- 蔵 元 :
- 一ノ蔵
- 副杜氏 :
- 阿部勝
- 酒 質 :
- 純米酒
- 原料米 :
- 宮城県産吟のいろは(一ノ蔵農社産)
- 精米歩合 :
- 60%
- 日本酒度 :
- -3~±0
- アルコール度数 :
- 15度
- 配送種別 :
- 冷蔵
蔵元紹介
一ノ蔵(いちのくら)宮城県大崎市
農業の視点から考えた酒造り。そして南部杜氏の伝統を守る。この思いを強く強くもっている一ノ蔵。農業を中心に考えていくことで生まれる広がり。農家の方、地域の方と関わり、繋げていく。これが先代から繋がっている想い。一ノ蔵さんのお酒に使う酒米は、顔が見えます。農家の気持ちがわかるから、想いも強くなる。たくさんの蔵人ひとりひとりが「いちのくら」の酒に誇りを持っていて、社員ひとりひとりが「大のいちのくらファン」でもある。蔵人をまとめる門脇豊彦杜氏がよく「蔵人の飲まない酒は造らない」と話すほど、愛情が深い。「酒造りの先の人作り」。杜氏や蔵人は大変な事なのに、楽しそうに見えるのは私だけだろうか。門脇杜氏のワクワクや意気込みがこちらまで伝染してくる。あの空気は杜氏と蔵人の信頼でしかない。定番酒の無鑑査は今なお「ほっとする」晩酌の名品。日本酒のシャンパン「すず音」は、発泡清酒の草分け的存在。笙鼓(しょうこ)は、小さな小部屋で仕込まれる大和撫子のような雫酒。宮城でも大きく有名な蔵と思われているが、あの規模でとことん手造り。誰もがあっと驚く、心躍る酒を、昔も今も造り繋げている酒蔵。
むとう屋のこだわり
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宮城の酒蔵が
造った日本酒のみ!宮城・松島「むとう屋」の日本酒は、宮城県の酒蔵さんが造った日本酒のみです。「顔が見える日本酒」を大事に売っていきたいという店主とスタッフの思い。宮城にはたくさんいい酒蔵さんがたくさんあって、本当誇りに思います。いい水、いい米、いい人たちが繋がっています。
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蔵元と造り手の
気持ちを大事に!日本酒は農産物です。どんなに同じ原料を使っても、毎年の気候や気温、お米の状態や水の状態、ほんと同じ答えがなくて、杜氏さん蔵人さんにとって、キセキで生まれる一本はないんだなとしみじみ感じます。思いと経験。それが1+1が何倍にもなる。だから大事に伝えたいなと、いつも思っています。
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楽しく、おいしく
飲んでください!難しく考えないで、これ美味しい!これが自分に合うなーみたいな、今日のごはんおいしいなーみたいな雰囲気を楽しむのが一番幸せだなって思います。日本酒を造った人の顔やそのとき大変だったこと、上手くいった事とかを知ると美味しさひとしお。かたちにとらわれず、楽しく飲んでください、ぜひ。
季節による日本酒の特徴

※日本酒ごとに違いがありますので、特徴の一つとしてご参考ください