日本酒の新たな味わいを目指した「萩の鶴M」シリーズ。
今年の蔵見学のとき、善之杜氏にお願いして買付てきました☆
みずみずしさと熟成の共存。萩野酒造さんの「酸」のカタチが魅力的。あぁ、大好きなんだよなぁ☆これほどのリピーターがいるお酒、最高にありがたくて。しゃきっとした米味、この果実酒とも呼べるような味わいの決め手は「酸」。甘みと酸味のバランスセンス。甘みを生かす酸。大絶賛したくなります( *´艸`)
Mグリーンに掲げた3つのテーマ。
1料理との相性は考えない
2今までにない個性的な味わい
3若い人の目を引くパッケージデザイン
この強めの「酸」、これがほんとキレイな酸味できゅっとしまって最高。
そしてくどくない甘さ。発売以来、毎年の進化がスゴイ( ´艸`)
概念からとびだしたお酒です。
萩野酒造の曜平社長を曜平くんと呼んでいた時代、(今もつい呼んじゃいますけど(;^_^A)「Mグリーン」開発当時の事を話してくれました。
1986年(昭和61年)、宮城県内の酒蔵で組織される宮城県酒造組合は当時の日本酒の主流だった低価格でそれなりの品質の日本酒と決別し、宮城県産の飯米のみを使用した本物志向の純米酒造りを進めて行こうと、「みやぎ・純米酒の県」を宣言。
今となっては極普通に存在する飯米の純米酒ですが、当時としては前例の無い取組で無謀とまで言われ、最初のうちは造りにとても苦労したそう。そして先人の努力によって酒質はぐんぐん上がって行きました
それから30年以上が経ち、現在の宮城県産酒の品質は全国でもトップクラスとなり、宮城らしいキレイでスッキリとした雑味の無い味わいは国内外で高く評価されるようになりました。
どの蔵のお酒もとてもキレイになりましたが、逆に個性に欠けるのではないかという意見も出て来ました。
むとう屋佐々木社長もそのお一人。「確かにいい酒ばかりだが金太郎飴的でもある。もっと個性的な酒は造れないか」とのお話を頂戴し、新たな味わいを目指したのが「萩の鶴M」の始まりです。(「M」は、むとう屋の頭文字)
商品スペック
- 蔵 元 :
- 萩野酒造
- 杜 氏 :
- 佐藤 善之
- 酒 質 :
- 純米吟醸
- 原料米 :
- 国産米
- 精米歩合 :
- 60%
- 日本酒度 :
- 非公開
- アルコール度数 :
- 15度
- 配送種別 :
- 冷蔵
蔵元紹介
萩野酒造(はぎのしゅぞう)宮城県栗原市
萩野酒造さんといえば、浮かんでくるのは家族の顔。有壁に住む人たち、蔵の横に流れる有馬川、とんぼや虫がいっぱいの田んぼ、山々に囲まれ、風景そのものがお酒になっているような気がします。創業1840年。栗原市金成は、旧奥州街道の宿場町。歴史の香りがする町で酒造りを繋ぐのは、探求心旺盛な佐藤兄弟。蔵元で兄の曜平さんは、蔵のトップセールスマン(笑)彼がなにかをすれば、自然と笑みがこぼれる。杜氏の弟・善之さんは、物静かだが、内に秘めた探求心がすごい。シャキッとした米味、シュワシュワッとガス感を感じる日本酒のクオリティの高さ、今では萩野酒造の代名詞。瓶詰のスピードも普通じゃない。なるべく空気に触れない無垢無傷の状態で超スピードで瓶詰する。だから発酵のガス感ものこり、火入れ酒だとしても、生酒よりもフレッシュな火入れ酒になる。一方で、熟成の強みも。何年かの熟成を越えた時の純米大吟醸の旨さは忘れられない。当店限定「父子二代酒」の生熟酒も、熟成とみずみずしさが感覚に届いてくる感動もの。萩野酒造のお酒は、心に残る。
むとう屋のこだわり
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宮城の酒蔵が
造った日本酒のみ!宮城・松島「むとう屋」の日本酒は、宮城県の酒蔵さんが造った日本酒のみです。「顔が見える日本酒」を大事に売っていきたいという店主とスタッフの思い。宮城にはたくさんいい酒蔵さんがたくさんあって、本当誇りに思います。いい水、いい米、いい人たちが繋がっています。
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蔵元と造り手の
気持ちを大事に!日本酒は農産物です。どんなに同じ原料を使っても、毎年の気候や気温、お米の状態や水の状態、ほんと同じ答えがなくて、杜氏さん蔵人さんにとって、キセキで生まれる一本はないんだなとしみじみ感じます。思いと経験。それが1+1が何倍にもなる。だから大事に伝えたいなと、いつも思っています。
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楽しく、おいしく
飲んでください!難しく考えないで、これ美味しい!これが自分に合うなーみたいな、今日のごはんおいしいなーみたいな雰囲気を楽しむのが一番幸せだなって思います。日本酒を造った人の顔やそのとき大変だったこと、上手くいった事とかを知ると美味しさひとしお。かたちにとらわれず、楽しく飲んでください、ぜひ。
季節による日本酒の特徴

※日本酒ごとに違いがありますので、特徴の一つとしてご参考ください