いまだに原料調達に限りがある酒米「吟のいろは」
気仙沼・鹿折地区の水は柔らかく軟水。
その柔らかさをいつも感じていたが、今回はおもいきって「辛口」に挑戦しました。
2002年に誕生した「蒼天伝」ブランド。気仙沼の空と海、美味しい魚と蒼天伝。気仙沼を発信すべく生まれたブランドでした。2007年には定番のラインナップは全て出そろい、ずっと愛されてきた「蒼天伝」。それから15年。今までラインナップになかった「蒼天伝の辛口」に挑戦。20年ぶりに誕生したふくよかなうまみを醸す酒米「吟のいろは」を使い、「日本酒度+8」というお酒に仕上げました。味わいにしまりを出す「酸」が決め手に、淡麗というタイプになりました。飲んだとき、酸を感じ、すっと消える。今まで飲んだ蒼天伝の中で、「甘くない」味わいに意表をつかれました。まだまだ「吟のいろは」の酒米自体が、調達に限りがあり、たくさん作れるわけではありません。ただ、あえてふくよかな米で辛口に仕上げたというのがさすがだなと。
『蒼天伝』の文字の書体は、男山本店の杜氏である柏杜氏のお父様が書いたものです。ゼロから始めたブランドに愛着はひとしおです。
こんな食べ物と一緒に!!
お魚に合う。というのがさすがです。
商品スペック
- 蔵 元 :
- 男山本店
- 杜 氏 :
- 柏 大輔
- 酒 質 :
- 純米酒
- 原料米 :
- 吟のいろは
- 精米歩合 :
- 60%
- 日本酒度 :
- +8(酸度1.7)
- アルコール度数 :
- 16度
- 配送種別 :
- 常温
蔵元紹介
男山本店(おとこやまほんてん)宮城県気仙沼市
最高の家飲み酒。カツオ専用酒といっても過言ではない日本酒。創業1912年。カツオ水揚げ日本一・魚町の酒蔵「男山本店」。青い空、青い海、おいしい魚と蒼天伝。気仙沼の特徴を伝えたいと命名された「蒼天伝」。書体は杜氏のお父さん。土地、米、水。人と人を繋ぐ「気仙沼発信」、これこそ蔵の理念。町の人たちと元気に挨拶をする蔵元。ささいなことだが、とても大事なコミュニケーション。蔵の仕込水は内陸の鹿折地区から昏々と湧き出る水を使用、その水は柔らかな水。辛口を仕込んでも、どことなく柔らかな口当たりなのは、その水に由来するのかも。四季を楽しむ限定酒「美禄シリーズ」も酒蔵の挑戦。飄々としている柏大輔杜氏は、いつも飲んでくれる人の顔を浮かべる。蔵人もあうんの呼吸のできる仲間に恵まれ、それが楽となってしまえばそれ以上何も生まれない。だから毎年適材適所じゃないとことに蔵人配置も考える。「失敗を恐れないのが一番こわい」と、柏杜氏。造りが終わると杜氏自身が試飲会にも立つ。お客様のどんな声でも大事だから。口溶けがいい癒し系、カツオやサンマと抜群に合う最高の家飲み酒は、謙虚で人間味あふれる人柄そのものかもしれない。
むとう屋のこだわり
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宮城の酒蔵が
造った日本酒のみ!宮城・松島「むとう屋」の日本酒は、宮城県の酒蔵さんが造った日本酒のみです。「顔が見える日本酒」を大事に売っていきたいという店主とスタッフの思い。宮城にはたくさんいい酒蔵さんがたくさんあって、本当誇りに思います。いい水、いい米、いい人たちが繋がっています。
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蔵元と造り手の
気持ちを大事に!日本酒は農産物です。どんなに同じ原料を使っても、毎年の気候や気温、お米の状態や水の状態、ほんと同じ答えがなくて、杜氏さん蔵人さんにとって、キセキで生まれる一本はないんだなとしみじみ感じます。思いと経験。それが1+1が何倍にもなる。だから大事に伝えたいなと、いつも思っています。
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楽しく、おいしく
飲んでください!難しく考えないで、これ美味しい!これが自分に合うなーみたいな、今日のごはんおいしいなーみたいな雰囲気を楽しむのが一番幸せだなって思います。日本酒を造った人の顔やそのとき大変だったこと、上手くいった事とかを知ると美味しさひとしお。かたちにとらわれず、楽しく飲んでください、ぜひ。
季節による日本酒の特徴

※日本酒ごとに違いがありますので、特徴の一つとしてご参考ください
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